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ニュースレター 2025.10.08

SAP Cloud ERPコラム 第3回:SAP Cloud ERP が選ばれる理由とは? 変化に強い企業が導入を決めた“次世代ERP”

〜変化対応型ERPが、成長企業に選ばれる理由〜
前回は、ERP選定において「成長企業が重視すべき3つの視点(標準化、拡張性、スピード)」をご紹介しました。
(ご参考:ERPの選び方、間違っていませんか? “価格”よりも重要な3つの判断軸

今回は、これらを満たすソリューションとして、SAPが提供する「SAP Cloud ERP」に注目します。
特に、“変化対応型ERP”としての特長がなぜ成長企業にフィットするのかを、具体的にご紹介します。

「変化に対応できるERP」——それは決して抽象的な理想ではありません。
企業が直面する以下のような変化は、すでに多くの現場で起きています。

★拠点の新設や組織再編
★人員の流動化や業務の属人化
★税制改正や電子帳簿保存法など制度対応
★顧客ニーズや市場環境の激変
★サプライチェーンや販売チャネルの再構築

こうした変化が起こるたびに、従来のERPでは「要件の見直し」「システム改修」「再教育」が必要となり、
コストも時間も膨らみがちです。

一方で、SAP Cloud ERP は「変化に強い」ことを前提に設計されたERPです。
SAP Cloud ERP が“変化対応型”である理由

1. 年2回の自動アップデートで常に最新状態に
 → 法制度や業務トレンドへの対応を“仕組みとして”吸収します
2. Fit to Standard による業務標準化
 → カスタマイズに頼らずに業務変更に対応できる柔軟な構造
3. クラウドネイティブな拡張性
 → API連携やローコード開発で、新サービスとの連携や業務拡張もスピーディに対応
4. 導入後も成長にあわせて拡張可能
 → 海外展開、M&A、事業再編にもモジュール追加・組織統合が容易

こんな企業にフィットします

●数年以内に拡大・再編・海外展開などの構想がある企業
●今後も頻繁に制度変更・業務変更が想定される業界に属している
●属人業務を減らし、データドリブン経営に移行したい企業

「変わることを前提としたERP」
それこそが、変化の激しい時代において、企業の持続的成長を支える“経営基盤”です。

なぜSAPのERPは“変化に強い”のか? その実力を、他社製品との比較からもご確認いただけます。
特に近年、日本でも導入が進むクラウドERP「NetSuite」との比較レポートでは、
SAP Cloud ERP(旧S/4HANA Cloud)が評価されたポイントが明確になっています。
SAP社から提供されている資料を是非、一度ご確認ください。
SAP S/4HANA CloudとOracle NetSuite ERPの比較レポート

次回予告:Fit to Standardとは? SAPで実現できる“新しいERP導入の常識”
次回は、SAP Cloud ERP の導入アプローチ「Fit to Standard」の考え方について詳しくご紹介します。
なぜ“業務をシステムに合わせる”という発想が、今の時代にフィットするのか——その理由を解説します。

※長野日本ソフトウエア株式会社はSAPのパートナーである日本ソフトウエア株式会社のグループ会社です。

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